こんにちは、緋雨です。
新型コロナウイルス感染症がまだ収束する様子を見せませんね…。
緊急事態宣言は5/6までとなっていますが、延長されるのではと思っている人も多いことでしょう。
広島県内でも小中高校で休校の延長が発表されています。
いったいいつまでこの状況は続くのでしょうか。
休校が長引くことの影響は大きいと思います。
そんな中で「9月始業へ変更の可能性」が話題に上がっています。
というわけで、9月には新型コロナが収束していると想定して9月始業について考えたいと思います。
まずはメリットから。
こうして休校が長引く地域があることで、授業が行えている地域と授業ができていない地域で進度に差が生じるでしょう。
また、休校の影響で授業が駆け足になっている面もあるのではないでしょうか。
そうなると、全体の学力低下や学力差の拡大などが生じると思います。
これを考えると、9月始業にすることで授業時間が十分に確保でき、休校による影響も小さくなると思います。始業までの間で学力の底上げも可能なのではないでしょうか。
また、受験期のことを考えても利点がありますね。
受験期である2月3月はインフルエンザの流行や雪による公共機関の影響を心配しなくてはなりません。9月始業になれば受験期は夏ごろということになり、これらの心配はなくなるでしょう。
他にも、海外では9月始業が多いので9月始業にすると海外留学もしやすくなるのではないでしょうか。海外からの留学生を受け入れるのにもよいと思います。
では、デメリットは?
9月始業にした場合、この半年はどうなるのでしょう。
今年だけ一年半ということになるのでしょうか?
また、学年の分け方はどうなるのでしょう。
今は4月1日から3月31日までの一年だから誕生日が4月2日から翌年4月1日までの人が同じ学年です。4月1日時点での年齢が同じ人ってことですね。
9月1日から8月31日までの一年になると、9月2日から翌年9月1日までということになるはずですよね。
今から学年を分けることはできないので考えられるとしたら小学校入学時での調整になるのでしょうか。
そうした時に新1年生は4月2日生まれから翌年9月1日生まれとなってしまいますよね。
その場合は最大で17カ月の年齢差となってしまいますね。
他にも制度上の問題や教員・保護者の混乱なども考えられますね。
また、行事に季節と結び付けたイメージがあるので違和感がありそうです。
9月始業についてみなさんはどう考えますか?
9月始業に関して賛否様々な意見が飛び交っています。
政治家が9月始業を検討しているニュースも耳にします。
ネット上の意見を見ていると賛成派が多いように見えますが、みなさんはどう考えますか?
私は海外のように9月始業へしようという考えには賛成です。
ただし、制度上にもいろいろと難しいところもありそうなので、今はオンライン授業などをうまく進めていくことが優先されるように思います。