理系大学生の一人暮らし

(元)数学科女子の一人暮らし

(元)数学科女子が大学生活や一人暮らしのこと、就職後のことを書いています。

やりたいことがわからなかった。私の就活。

こんにちは!緋雨です。

 

内定者研修が始まり、後輩から就活の話を聞くことも増えてきました。

そんな中で私が就活を始めたばかりのころを思い出したので、少し記事にしてみようと思います。

 

私は5月に就活を終え、来年の4月からは岡山県のIT企業で働きます。

私が就活を終えたのは遅いほうではなかったと思いますが、就活を始めたばかりの時には自分のやりたいことがわかりませんでした。

今、就活を始めてサマーインターンに行ったり企業研究や自己分析をしたりしている人達の中にもきっと一年前の私のように自分がこの先どうしたいのかわからずに悩んでいる人もいるだろうと思います。

私の話が参考になるかはわかりませんが、少しでも気が楽になったらいいなと思っています。

 

最初の選択

私は大学入学当初は教員になるつもりでした。

数学も教えることも好きだったからです。

しかし、それをやめようと思ったのです。

塾講師を通して教えることの難しさに直面したことと教職の授業を受ける中で教科を教えることにしか興味がない自分に気づいたことがきっかけでした。

ここに関しては詳しく述べるのはやめておきますが、私が教員にならないことを考え始めたのは大学2年生の秋ごろでした。

そして教育実習後の3年生後期には、教員になるという選択肢は捨てていました。

本当に教員になりたいと思っていた時があったのか今でもわかりません。

 

「教員にならない」

教員にならないと決めたときに私に残された選択肢は2つです。

公務員試験を受けて公務員になるか、就職活動をして一般企業に就職するか。私は就職活動を選んだのです。

理由は簡単。

公務員になるのなら教員になってもいいような気がしたからです。

教員になるのはやめていたものの教育実習に行った後だったので教員免許は取得するつもりでいました。なので、公務員になるくらいなら教員でいいと思ったのです。

というわけで、私は一般企業への就職を志したのです。

あ、大学院への進学という選択肢は最初からありませんでした笑

理由はいろいろあるのですがここでは省略...。

 

就職活動スタート!

ナビサイトに登録

就職活動をしようと決めて最初にしたことは、ナビサイトへの登録です。

定番のマイナビリクナビ、それから逆求人型のOfferBoxやキミスカ…。

とりあえずいろいろ登録してみましたが、最終的にはマイナビリクナビを多く使いました。

逆求人型はいろいろな企業を知れるので一つは登録しておくといいと思いますよ。

 

自己分析、業界研究・企業研究は必須

まずは自己分析から。

自分が何をしたいのか、自分にはどんな強みがあるのか…。

自己分析に関してはサイトを利用したり、本を参考にしたりしました。

しかし、私は自己分析が苦手でした。

自分のことがわからないのです。

こんなにも私は私のことを知らないのかと思いました。

これは自己流の方法ですが、私がやったことを一つ紹介しておきましょう。

ノートとペンを用意してください。

そして、何でもいいので自分への質問を書きましょう。

あとはひたすらその質問に対する自分の考えを書き出していくのです。

まとめる必要丁寧に描く必要もありません。

わからないのならわからないと書けばいいのです。

なんでも大丈夫なのでその質問に思うことをたくさん書いてください。

書けなくなったらそこまでに自分が書いたものを読み返してみましょう。

きっと少しずつ自分のことが知れると思いますよ。

私は今でも時々ノートで自分と対話します。

書き始めると自分でも驚くほどたくさんのことを考えていることに気づきます。

自分のことが分からなくなったらぜひやってみてください。

 

次は業界研究・企業研究です。

やりたいことがわからないと思う人ほどいろいろな業界や企業について調べてみてください。

なぜかというと、知らなければ興味を持つことができないからです。

やりたいことがない・わからない人はもしかしたらまだあまり知らない分野で興味を惹かれるものがあるのかもしれません。

そして色々調べたうえでもやりたいことがわからないというのならそれはそれでいいのではないでしょうか。

わからなくてもいいのでいろいろな業界を知ったほうがいいと思いますよ

私は今でもやりたいことはわかっていません。

それでも無事に就職活動は終えられました。

どのようにして業界等を決めたのかというと、どうしてもやりたくないことをやらなくて済むように考えたのです。

業界研究を進めていくと様々な職種を知ることができます。

私が最初にしたことは、完全に興味を持てない分野を除くことです。

そして少しでも興味のある分野をさらに調べて嫌なことを避けていきます。

私が興味を持てた分野は、不動産・金融・教育・ITだったのでこれらに絞って考えていきます。

まずは休日。土日は休みであってほしいと思いました。完全週休2日制の企業がほとんどですが、不動産系は休日が平日ということも多く他業界の友人とは合わなそうです。

なので、不動産は除きました。

次は雰囲気。金融系は何となく数学科ならというイメージもあって見ていましたが、あの堅そうな雰囲気がどうにも自分には無理な気がしてやめました。

こうして私の選択肢は教育かITになったのです。

 

自己分析と業界研究・企業研究を併せて考えていきます。

働くこと以外も含めて自分の生き方を考えましょう。

私は会社に寄りかからないことを目標にしたいと思いました。

この先、私は何歳まで働くことになるのかわかりません。

そして自分が就職した企業がいつまであるのか、また自分がいつまで雇ってもらえるのかはわかりません。

そう考えたときに、私は自分の勤める会社がなくなっても困らないようにしておきたいと思うのです。

最後の決め手は業界の将来性でした。

ITはまだ発展し続ける分野のように思います。まだすぐには仕事がなくなる心配をしなくてもよさそうです。

そして私は技術という武器を手に入れたいと思ったのです。

この先の人生に何があるかはわかりません。勤める会社がなくなって転職市場に放り込まれるかもしれないし、結婚等で一時職場を去るかもしれません。そんな時に困りたくないと思うのです。

だから私はIT企業で働こうと決めました。

このように考えていくと業界を絞ることができたわけです。

そして、業界を絞った後はさらにその業界・職種についての知識を深めていきましょう。

 

最後に大切なことを確認しましょう。

それはその職種で一番行うであろうことが苦痛ではないかということです。

例えば、私はPGとして入社しSEを目指すことになるので確実にプログラミングだったりPCによる作業が多くなります。

それなのにもし私がPCでの作業に苦痛を感じるのであればそれはきっとあまり良い選択ではないと思いませんか?

私はPCでの作業は好きだしプログラミングにも興味があるので問題なしです。

なので業界を絞れて安心せずに最終チェックもしてくださいね。

 

最後に

こんな感じで私の就活の話をしてみました。

業界を決めた後のことなど、もし気になることがあればコメントやお問い合わせからお願いします。

参考になるかはわからないけれど私はこう考えてこの選択をしたという話をさせていただきたちと思います。

 

やりたいことがわからなくても、就職先を見つけることはできます。

やりたいことがわからないままでも、自分と向き合うことをあきらめなければ何か答えを得られると思います。

自分と向き合うことは難しくて、自分の嫌な部分が見えて逃げ出したくなったりもするけど大切なことでした。

就活って私の中では今までで一番自分と向き合った期間だったと思います。

今、就活中の人たちが自分なりの答えを見つけて満足のいく結果を得られることを願っています。

 

最後まで読んでいただいた方々、ありがとうございます!

 

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