介護等体験を通して考えたこと。【教員免許取得のために…】
小中学校の教員免許取得のためには介護等体験が必要になるらしい。
小中学校には特別支援学級が設けられていることがあり、教育者として障害を持った人について知るのが大切だから小中学校の教員免許取得のために介護等体験が必要とされているのではないだろうか。
これはあくまでも私の考えです。
介護等体験は特別支援学校に2日間で社会福祉施設に5日間の合計7日間です。
特別支援学校に体験に行ってきた!
たとえ介護等体験のためだけに行った学生の私でももちろん守秘義務があるのです。
そのため、あまり詳しい話をすることは出来ません。
これくらいはセーフでしょ!
と思うので体験した内容は置いといて、感じたことだけ書こうかなって思います。
まず思ったことは勝手なイメージを自分達が持ってしまっていたということ。
きっと自分達の多くが重い(っていう表現でいいのかわからないけど)障害を目にした記憶の方が強く残っていて障がい者ってあんな感じなんだろうなって思ってたんだと思います。
確かに障がいを持っているといっても様々だとわかってはいたんです。
でも、自分の中には会ったことのある誰かのイメージが強くあったみたいです。
普通に驚きました。
あれ?思ってたのと違うぞ!ってね。
まあ、それもそうですよね。
だって障がい者だなんだっていう前に同じ人間ですから。
自分達と同じように個性があって得手不得手も様々なはずなんです。
だから1度会った障がいを持った人と同じように捉えるのは間違いなんですよね。
人の中にある固まったイメージって怖いなって思うんです。
固まったイメージがあるから勝手に決めつけてしまうんだろうなって。
そして、障がい者っていう線引きは健常者が勝手に作ったものじゃないかとも思ったのです。
障がい者って色々ありますよね。
耳が聞こえない、目が見えない、肢体不自由
パッと思い付くものをあげてもこれだけ出てきました。
1番分かりやすいと思うので目が見えないを例に話します。
視力が弱くてメガネやコンタクトを使っている人は多くいます。
その人たちを障がい者だと思う人はほとんどいないでしょう。
でも、白杖を使っている人を見たりすると障がい者だって思うのではないでしょうか?
メガネやコンタクトを使っていてもそれらが必要のない人と同じようにちゃんと見えているとは限らないですよね。
そう思うと線引きすらも曖昧ですよね。
また、勝手に作られた線引きのギリギリの人たちってどうなるのでしょうか?
例えば知的障害です。
どうやら知的障害ってのはIQが基準の1つになるらしいのです。
IQが知的障害とは見なされない範囲にあるけど周りの人よりも低いということってあると思うんですよね。
そうなるとその人はどうなるのだろうか、と思うのです。
知的障害という診断を受けていないのだからもちろん普通学級に入りますよね。
でも、授業についていくの大変かもしれないし様々な困難もあるのではないだろうかと思うのです。
この線引きギリギリの人たちについては少し勉強してみようと思います。
今まであまり考えたことがなかったので。
介護等体験で特別支援学校に行ってことでいろいろなことに気づき考えさせられました。
教員になるっていうことはいろいろな生徒との関わりがあります。
今回気づいたことや考えさせられたことっていうのは今後に活きてくるんだろうなと思います。