家族もやっぱり他人なんだな。
こんばんは、緋雨です。
相変わらず更新頻度低めですが、今回も前回と同じような家族の話題です。
以前の記事でも触れたことがあるように私は家族があまり好きではありません。
昔は親が大嫌いでした。今も決して好きではありません。
私にとっては親が大嫌いだということは罪悪感のようなものがありました。
新型コロナの影響で長く帰省もできずにいる今、あらためて親というだけで他人なんだなと思うようになりました。
そのことについて記事にしてみようと思います。
人間関係って近すぎるとうまくいかないことってあると思うんです。
私には実家がとても近くの幼馴染がいます。
幼稚園から中学校まで同じで、幼稚園、小学校は一緒に通学していました。一緒に行き一緒に遊んで一緒に帰り、帰宅後にもどちらかの家で遊ぶような毎日でした。
本当に一日中一緒にいたせいか、小学2年生の時に私たちは下校中に毎日のように口喧嘩ばかりしていたのです。
原因はあまり覚えていませんが、田舎で子どもが少ない中で一番近くにいた唯一の同級生ということもありお互いに負けたくなかったのだと思います。私は生粋の負けず嫌いなのですが、友人はよく私と比べられていたと軽く聞いたことがあります。
あまりにも毎日のように喧嘩していたため心配した親が少し離した方がいいのではと先生に相談し3年生で初めてクラスが分かれ距離ができたのです。
するとぱたりと喧嘩することはなくなりました。少し離れる時間ができただけで関係が回復したことは今でも不思議ですが、当時の私たちはのんきなもので「なんでクラス離れたんだろうねー」とクラスが違うことは新鮮でありながらも理由なんて思いもしませんでした。(2クラスしかないので同じクラスになり続けることもよくあるので。)
少し脱線もしましたが、人間関係には適切な距離っていうものがあると思いませんか?
実際に私と幼馴染は一緒にいる時間が長すぎたのでそれが改善されると関係も改善されたのだと思います。
きっと適切な距離というのにも個々に違いがあることでしょう。
では考えてみてください。一人暮らしを始めるまでの間のことを。
実家に住んでいるとき、家族とどれくらいの時間を過ごしているのでしょう。
寝ても起きても家族がいてかなり長い時間を一緒に過ごしているだけでなく、進路など将来に関する真剣な話もすることでしょう。
家族との距離って友人との距離に比べてかなり近いんだと思います。
その距離がその人にとって適切かどうかはわかりません。
だから親や家族との関係がうまくいかなかったりなんとなく苦手だとか疲れるとか思う人はその距離が適切ではないってことなのではないでしょうか。
特に苦痛があったりしないのならきっとその距離は適切に近いんだと思います。
私は大学入学時に一人暮らしを始めました。コロナの影響でほぼ一年帰省していません。合わなくなった分、仕送りや荷物を送ってくれたときには親からLINEではなく電話がかかってきます。以前は親と話をするのは億劫であまり長く話をすることはなかったものの最近は電話で1時間以上話していることもあります。
私には親と一緒に住んでいた時の距離が近すぎたのかもしれません。だから距離ができた今ではそこまで親への嫌悪感を抱くこともなく関係も改善しているのかなと思っています。
結局は家族だなんだと言ってもやっぱり他人なんです。友人との間に適切な距離感があるのと同じように親や家族との間にも適切な距離というものがあるのです。
親が嫌いだとか苦手だとか思っていると自分はなんて親不孝者だと罪悪感を抱くことがあるのではないでしょうか。
それなら自分にはその親との距離が適切ではないのだと考えて少し距離を空けてみませんか?
「親だから」「家族だから」とかそんなものはきっとないんです。
親も家族も他人で関係にそういう名前を付けただけ。
そんな風に考えたら少しは解放されないかな、と思うのです。
親や家族との関係に悩む人が少しでも救われるといいなと思い、またこうして私の思うことを書きたいです。私より深刻な悩みの人には適当に聞こえることしか書けないかもしれないですが…。
最後まで読んでいただいた方々、ありがとうございます。