映画「億男」感想（ネタバレあり）

火曜日に久しぶりの映画に行ってきました！

「億男」を見てきました✨

今回はレイトショーだったので普段の大学生料金よりも安く見ることができました。

また、公開されてしばらく経っている作品のレイトショーということもあって映画館はガラガラでした。

映画館の一人占めではありませんでしたが、見に来ている人はかなり少なかったです。

一度でいいから映画館の一人占めがしてみたいなあと思っています。

とまあ、この辺にして映画の話をしますね。

あらすじを簡単に紹介！

主人公である一男が宝くじの当選により3億円を手に入れたのだが、親友の九十九が3億円とともに消えてしまう。

一男は3億円を再び手にするために九十九を探す。

その中でお金に関していろいろと考える。

といった感じでしょうか。

一男は借金の返済のために妻や娘と離れ、昼夜働いていた。

ある日、娘と出かけた際に偶然、福引きの券をもらった。

回してみると宝くじが当たったのだが、なんとその宝くじは3億円が当選したのだ！

これで借金を返済してまた妻と娘と暮らせると喜ぶ一男だが、もうお金に振り回されて困るのは嫌だと思い使い方に悩む。

そこで大学時代の親友である九十九にお金の使い方について相談する。

とりあえずお金を使ってみるのだが、酔いつぶれた一男が気が付くと、九十九は3億円とともに消えていた。

一男は九十九を探すために九十九の知人を訪ねていく。その人たちからいろいろな話を聞く中で一男の中でお金に対する考え方が変わっていく。

そんなときに九十九は一男の前に現れ、一男に全額を返す。九十九は一男を通してお金の正体に近づこうとしたのだった。

私にはもし九十九が3億円をもって消えなければ一男は悪い方向に変わってしまっていたように思える。

九十九の行動によって一男はいろいろな人のお金に対する考え方に触れ、いい方向でお金の見方が変わっていったのだと思う。

九十九はお金の正体を知りたがっていたが、結局九十九が見つけたお金の正体とは何だったのだろうか。

正直、お金の正体と言われてもよくわからないが、九十九は何かをつかんだように思えた。

お金は人の考え方次第でいかようにも変わるものであって、人を変えてしまうものでもあるように感じた。

大金を突如として得ると人は何でも解決できるように感じてしまうのかと思った。

そして、たとえどれだけのお金を得たとしてもお金は万能ではなく解決できないことが無数にあることを再認識させられたように思う。