悩んだときに読んでほしい【苦しかったときの話をしようか】(読書記録)
今回は悩んでばかりの私が背中を押されたような1冊です。
「苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」」
著者である森岡毅さんが社会に出ようとする娘のために書かれた本です。
幼いころはあんなに簡単に語れた将来の夢。大学生となった今の私は自分のやりたいことがわからなくて悩んでばっかり。
社会に踏み出す最初の1歩を間違えたくはないって思いもあるからこそ余計に悩んでしまう。
まるで迷子みたいに進むべき道を見失ってしまっていました。
でも、きっと私は難しく考えすぎていたのかもしれません。
もっとじっくり自分を見つめてみればなにか見えてくる気がしたのです。
また、最初の1歩だからって深く堅く考えなくても良かったんですね。
なんとなくのイメージでこれだっていう仕事を見つけないとって思ってたんです。
転職する人もいることは知っていたけど、それは本当に合わなかった人とか何かあった人の選択っていうイメージがありました。
「不正解以外はすべて正解」
「大凶や凶を引かなければそれでいい」
大成功や大吉を引こうとしなくていいんですね。
間違えたくないってずっと思ってたけれど、不正解は「自分にとって決定的に向いてない仕事に就いてしまうこと」という言葉に目が覚めた感じがしました。
私の中にあった間違いって多分、自分に特に向いている仕事を選べないことだったんですよね。
でも、決定的に向いてない仕事でなければいいんですね。
一気に気持ちが楽になりました。
不安に思ったって失敗したっていい
不安に思うってことは挑戦してるってことだから
失敗するってことは挑戦したってことだから
なんだか失敗するのを恐れて成功するって思えること以外から逃げてきた自分がもったいないなと思いました。
不安に思ったり失敗したりするよりも挑戦しなかった方が後から後悔するなって。
他にもまだまだあるんです。
なんだか今までの自分の中にあった考えを改められました。
あ、社会に出るって働くって私が思ってるのと違うのかもしれないって思うのです。
自分の進む道が見えなくて悩んでいた私。
進むべき道はわからないけど、暗がりに何本もの道(選択肢)がぼんやりと見えてきた感じがします。